- Blog記事一覧 -6月, 2021 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院 - Part 26の記事一覧

6月, 2021 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院 - Part 26の記事一覧

糖尿病と不摂生

2021.06.13 | Category: 生活習慣病

日本の糖尿病患者は500万人以上、40歳以上の10人に1人は糖尿病と言われています。

膵臓のラングルハンス島からインスリンとグルカゴンが分泌されて血糖値を調節し、インスリンの分泌が悪いか、筋肉などの組織が血糖を利用する機能が障害されていると血糖値が高くなります。

小児や若年者が罹るインスリン依存型(I型)と、インスリンは分泌されているが活用されていないインスリン非依存型(II型)の2つのタイプの糖尿病があり、95%がインスリン非依存型のII型糖尿病で、食べ過ぎや肥満、運動不足等の悪い生活習慣が主な原因です。Ⅱ型の場合、重症者は投薬以外にインスリン注射が必要ですが、多くは日常生活で摂取エネルギーを制限する食事療法と血液内のブドウ糖を消費させる運動療法が主となります。

糖尿病は血糖値の自己コントロールが特に重要で、低血糖状態に陥る事を防ぐ方法を身に付けておけば、激しいスポーツをこなす事もできます。

定期検査で血糖値の他に糖化ヘモグロビン(HbA1c)値を調べますが、これは高血糖にさらされて変化した赤血球量の検査です。検査直前に節制して血糖値を正常範囲に抑えても、過去2、3ヶ月の血糖値の平均が分かるので、不摂生はバレてしまいます。正常値は6~8%で、この値が9%を越える状態だと失明の危険がある糖尿病性網膜症や腎症や神経症等の恐ろしい合併症が出てくるのです。

厚生労働省は2001年4月に規格基準や表示基準を定めて消費者が正しく選択できる様に「保健機能食品制度」を制定しました。現在は平成13年3月27日医薬発第244号厚生労働省医薬局長通知「保険機能食品制度の創設について」の通達による扱いです。
1.お腹の調子を整える
食物繊維、オリゴ糖、乳酸菌類等
2.血圧が高めの人に
ペプチド類(サーディンペプチド、カゼインドデカペブヂド、 ラクトトリベプチド、かつお節オリゴペプチド、杜仲葉配糖体)
3.コレステロールが高めの人に
大豆たんぱく質、食物繊維(キトサン、低分子化アルギン酸ナトリウム、サイリウム由来)、ジアシルグリセロール
4.血糖値が気になる人に
難消化性デキストリン、小麦アルブミン、グァバ葉ポリフェノール、トウチエキス、L-アラビノース
5.ミネラルの吸収を助ける
クエン酸リンゴ酸カルシウム(CCP)、カゼインフォスフォペプチド(CPP)フラクトオリゴ糖、ヘム鉄
6.食後の血中の中性脂肪を抑える
ジアシルグリセロール、グロビンたんぱく分解物
7.虫歯の原因になりにくい
パラヂノース、マルチトール、エリスリトール
8歯の健輔持に役立つ
カゼインフォスフォペブチドー非結晶リン酸カルシウム(CPP-ACP)→リカルデントなど9.体脂肪が付きにくい
ジアシルグリセロ-ル
10.骨の健康が気になる人に
クエン酸リンゴ酸カルシウム(CCP)

もうひとつの血液ドロドロ

2021.06.13 | Category: 生活習慣病

糖尿病、高脂血症、高血圧、肥満の症状は、どれもが原因であり結果で、いずれも動脈硬化を引き起こします。

動脈硬化は酸化したコレステロールを食べたマクロファージが血管壁に潜り込んで泡沫細胞となり、動脈硬化になるのだと考えられています。

ですから血液の血糖やコレステロール、中性脂肪をコントロールする事が最重要課題になっているのです。

しかし、高血圧症や高脂血症等と並ぶ危険因子だと考えられるのが血小板活性の完遂です。

血小板は傷があると粘着・凝集性を持った状態に変化して傷を塞ぎます。この粘着・凝集性があるから怪我は治る分けですが、それが強過ぎると血管を塞ぎます。

かといって凝集能がなければ傷は塞がりません。微妙なバランスを取っている血小板は、色々な条件で凝集能が完遂し、血液が固まりやすい、つまりドロドロの血液にしてしまうのです。

固まりやすい血液は毛細血管を詰まらせます。

詰まった状態が長いと毛細血管は壊死を起こしてしまいます。

毛細血管は血管にも栄養を補給していますから、毛細血管が無くなると血管は弾力性を無くし、傷付きやすくなります。血管の傷ついた部分には血小板がくっ付き、益々血管を詰まらせる事になるのです。

血小板凝集能の完遂はその他にもボケや頭痛、等とも関係がある様です。

この血小板凝集能を亢進させるのは動物性脂肪過多の食事や運動不足、アドレナリンやノルアドレナリン(ストレスや喫煙などによって増加)等、正に生活習慣が大きな要因といえます。

血液の凝集能を抑える食べ物には、青魚を筆頭に、ニンニク、玉ねぎ、黒豆、セロリ、トマト、ネギ、ほうれん草、アスパラガス、しそ、ピーマン、すいか、柑橘類、コーヒー、ココア、煎茶等があります。

歯周病

2021.06.13 | Category: 生活習慣病

口の中の生活習慣病と言われているのが歯周病です。

歯周病は歯を支える歯根膜や歯槽骨が細菌により破壊される事で、歯と歯茎の隙間ができそこに細菌の集団ともいうべきプラークが溜まり、その細菌が炎症を起こし歯肉が化膿したり、ひどい時は歯槽骨が溶けてしまうのです。

初期は症状の自覚がない為に、進行を見逃し歯が抜け落ちて初めて気づく場合があります。

50歳を過ぎた辺りから、急に歯ぐきに異常が発生し、歯が抜け落ち、そして80歳では僅か平均5本という統計があります。

歯が抜けると噛み合わせが悪くなり、顎関節症、頭痛、肩こり、腰痛等にも関連してきます。

また噛む力が弱くなる事で、食物の咀嚼が不十分になり胃腸の不調を訴えたり、最近では噛む力と回数がボケとの関連が指摘されています。

更に炎症を起こす細菌が血液に乗って全身に回ってしまって、細菌性心内膜炎等の原因になったり、炎症が続くとサイトカインが分泌されて免疫力が低下する事も明らかになってきました。

この歯周病予防で一番大切な事は歯磨きです。食べた後に食ベカスを取るよりは細菌を減らすという気持ちで歯磨きを行う事です。

細菌は寝ている時が活発に活動するので、寝る前の歯ブラシやデンタルフロスを使って丁寧に歯みがきする事です。

炎症を起こしている歯ぐきは血液循環が悪く表面の温度が低いので、マッサージで循環を良くすれば予防に効果的です。

喫煙は血液循環を阻害するので、歯肩癖を悪化させます。歯周病は正しい知識と生活習慣で防げる病気です。

 

冷え性は立派な生活習慣病

2021.06.13 | Category: 生活習慣病

多くの女性が悩んでいる“冷え症”も一種の生活習慣病です。外気が冷えると、身体は体の熱を放出しない様に手足の毛細血管を収縮させるので毛細血管の血液が減り手足が冷えます。

冷え症の人は一度収縮した毛細血管が拡がり難いのが特徴で、その為に手足がいつまでも冷たいままになっているのです。

原因としては貧血や低血圧の他に、筋肉の量が少ない事も大きな原因です。

血液を送り出すポンプは心臓と筋肉ですが、筋肉の力が弱いと末梢の血液が滞り、流れが悪くなります。

ですから女性は男性に比べて筋肉量が少ないので冷え症になりやすいのです。

それに運動不足が重なるといよいよ末梢の血行は滞ります。つまり血行不良が習慣化する分けです。

また血沈は交感神経によってコントロールされていますが、血流の悪さから冷えが続くとストレスとなり、それが交感神経の働きを狂わせ、更に体温調節がスムーズに行かなくなります。

つまり血行不良と冷えと自律神経の乱れとが三位-体の悪循環に陥って冷え症になってしまうのです。

冷え性の人は手足の冷えが辛いので、靴下を重ねて履いたり、寝る時でも厚い靴下を履いたりと涙ぐましい努力をしますが、これは間違っています。

昼間の靴下の重ね履きは血管を圧迫して血行不良を促進します。睡眠中は副交感神経が優位になって血管が拡張して血沈は良くなるものですが、靴下を履いていると発汗によってかえって足が冷えてしまいます。

どうしても寒ければ靴下よりも足首を暖めるゆったりしたレッグウォーマーの方がお勤めです。

体幹部分が暖かいと身体は熱を放散しようとして末梢血管を広げて血流を増やします。

ですから手足が冷えたら体幹部分を暖めた方が良いのです。背中等の大きな筋肉を動かす事で末梢の血流も改善します。

万病の元カルシウム不足

2021.06.13 | Category: 生活習慣病

日本人の10%が骨粗群症だともいわれ、特に閉経後の女性の骨粗群症は男性よりも数倍多いのは良く知られた事です。

女性に多いのは閉経後のエストロゲンが減少する為ですが、骨粉齢症は、エストロゲン不足だけが原因ではありません。

骨の代謝は色んなホルモンが作用しあっていて、エストロゲンの低下はひとつの要因にすぎません。

骨雅義症の根底にあるのはカルシウムの不足なのです。

しかもカルシウム不足は骨粗鬆症だけで無く、生活習慣病の様々な症状を引き起こす導火線ともいえるのです。

と言うのも、カルシウムは生体になくてはならないミネラルで、骨を作るだけではありません。

血液の中のカルシウムは筋肉の収縮、神経興奮の伝達、血液凝固等を行い、細胞内のカルシウムは神経伝達物質やサイトカイン、消化液等の分泌促進、代謝促進、細胞増殖等の働きをしています。

つまり細胞の内外共にカルシウムの濃度は絶対に不足させる訳にはいかないのです。

ですから、いったん血液や体液にカルシウムが不足しているとなれば、副甲状腺ホルモンが大量に分泌されて骨からカルシウムを調達しようと骨を溶かしてカルシウム濃度を上げ(骨吸収)、骨はスカスカになってしまうのです。

その時血液中の副甲状腺ホルモンの濃度は高くなっています。

しかも副甲状腺ホルモンはカルシウムを骨から引き出すだけでなく、本来は余りカルシウムのない部分、例えば血管の壁や脳細胞、免疫細胞や膵臓(インスリン分泌細胞)、軟骨の中等にカルシウムを入れてしまいます。

そうなれば、当然血管は硬くなり動脈硬化、高血圧を始め、糖尿病、がん、アルツハイマー病、関節症等を引き起こす事になるのです。

つまりカルシウム不足は単に骨粗義症やイライラの原因となるだけでなく、様々な生活習慣病を引き起こす大きな要因ともいえるのです。

心臓は生きている

2021.06.13 | Category: 生活習慣病

虚血の為に壊死を起こす事を「梗塞」といいますが、梗塞までの時間は臓器によって様々です。

脳の様な代謝の激しいところでは梗塞までに4分以内といわれています。

それ以上だと局所的な梗塞が起こります。

肝臓、腎臓では1時間前後、心臓は3~4時間、四肢では8~12時間前後と言われています。という事は、心筋梗塞を起こしても実は心臓は生きているのです。

当たり前と言えば当たり前ですが、心筋梗塞により、血液が行かなくなり脳の梗塞が起きて死に至るわけです。

ところで、急速に増加している冠動脈疾患では幾つかの危、険因子があり、高インスリン血症・耐糖能異常・低HDL-コレストロール血症・高VLDL一血症・高血圧のシンドロームXとか、耐糖低化・高トリグリセライド血症・高血圧・上半身肥満の4つを合併する死の四重奏、内臓脂肪蓄積を特徴とした内臓肥満症候群等と言います。

これらの全てに関与するのがインスリン抵抗性です。インスリン抵抗性とはインスリンが血中にあるにも関わらず、ブドウ糖が筋肉細胞や脂肪細胞に取り込めない現象です。

この様な状態では脂もコレステロールの濃度も高くなり、いってみれば血はドロドロになってしまいます。

当然、この様な血液を全身に巡らせる為に心臓の拍出力が強くなる事で、心肥大を起こし心筋も厚く、硬くなる為心臓は酸素不足に陥り易くなります。

その様な身体の状態の時にストレスや睡眠不足等が重なると、脳疾患より先に冠動脈疾患を引き起こすのです。

高尿酸血症から痛風

2021.06.13 | Category: 生活習慣病

血清尿酸値が7.0㎎/dlを超えるものを高尿酸血症といいます。

最近、高尿酸血症の患者が激増していて、いまや成人男性の5人に1人は罹っている生活習慣病なのです。

更に患者数の増加にとどまらず、発症年齢の低年齢化も進んでいます。尿酸はプリン体から作られますが、このプリン体は体内の核酸やアデノシン-3-リン酸(ATP)というエネルギー変換系で作られています。

もちろん、プリン体は摂取する食べ物からも吸収されますが、体内で作られる尿酸の中で食物中のプリン体由来はごく一部である事が分かり、高尿酸血症への影響は以前よりも言われなくなっています。

この高尿酸血症が起こる主な原因はプリン体生合成系の異常等の遺伝的素因もありますが、やはり暴飲暴食、肥満、激しい運動、ストレス等の生活習慣です。

また、高尿酸血症から痛風まで行ってしまう患者の多くは一定の性格的傾向がある事が分かってきました。つまり、常に時間的焦燥感を持ちながら精力的に活動する、そして心筋梗塞にもなりやすいタイプAの人達です。

今は血中の尿酸値はある程度、薬で抑えることができるようになりましたが、生活習慣を変えなければ根本的にはよくなりません。血清尿酸値が9.0mg/d1以上になると90%以上の人に痛風発作が起こります。

痛風発作は足の親指の付け根の関節に最も起こりますが、関節であれば身体のどこにでもあらわれます。

これは尿酸が関節内で尿酸塩になり沈着して、次第に結晶化してしまい、白血球がその結晶を異物として貪食する為に激痛を伴う炎症が起こるのです。

7~10日ほどで自然によくなることが多いのですが、放置していると、関節炎が重症化したり、腎臓の機能が低下してしまいます。

また、痛風にも他の生活習慣病と同じ様に脳血管系のリスクもある事が指摘されています。

痛風専門医が薦める改善法は飲酒の制限、総カロリーの制限、水分の充分な摂取が最も大切で、激しい運動の制限、ストレス緩和等もあげています

高血圧では長生きできない

2021.06.13 | Category: 生活習慣病

高血圧症の患者は最低血圧が90mmHg位の軽いものまで含めると約3000万人もいます。という事は、成人の約3分の1は高血圧症という事であり、まして不定愁訴をもって治療院にいらっしやる患者さんはこれ以上の比率になると思います。

また、高血圧症の方は他の生活習慣病の肥満、糖・脂質の代謝異常を合併している頻度が高い事も疫学的な調査で明らかなっています。

ですから、国民全体の平均血圧の高低により、動脈硬化、そして冠動脈疾患や脳血管障害がどの程度、発症するかどうかの目安になる事が分かってきました。

アメリカでは、正常血圧者を含めた全国民の拡張期の血圧をたった2mmHg減少させるだけで、冠動脈疾患のリスクを6%、脳血管障害のリスクを15%減少できるという試算も出ています。

そこで1999年にWHOと国際高血圧学会は高血圧管理指針で、正常血圧を以前よりかなり低く設定(140/90mmHg)、治療の目標値を130/85mmHg未満に降圧する様に改正したのです。

ところで、健康的に長生きしている百寿者の身体調査に面白いデータがあります。

この中で、貧血、動脈硬化、脈拍数、不整脈、心雑音、内臓機能あるいは視力、聴力等は当然ながら成人の正常値より衰えていますし、異常が認められる場合もありました。

ところが百才まで健康的に生きている全員がなんと正常血圧であったのです。

長寿を迎える前に、高血圧による脳血管障害や心臓疾患などで淘汰されてしまい、最後に残ったのが正常血圧の人達ばかりだったといえます。

いかに、血圧のコントロールが大切であるかこの調査でも納得できます。

アイシング

2021.06.13 | Category: 骨格筋

捻挫、肉離れ、打撲等の損傷の直後に行う効果的な応急処置は、氷嚢等を用いたアイシングで、その後の回復時間も早める事になります。

アイシングの効用は1.血管を収縮させて出血や内出血を抑え血腫形成を抑制し、腫れを最小限に抑える。
2.炎症を起こす酵素や化学物質の反応を抑える。
3.障害を受けた組織は血行障害によって低酸素状態になり組織障害が進む事があるので組織の二次的ダメージを少なくする。
4.神経系の機能を低下させて疼痛を軽くする。
5.障害があると筋緊張が充進し、痛みが増したり、局所の酸素消費量が増すが、アイシングする事で筋紡錘の働きを抑え筋緊張が緩和する。
等です。

アイシングを行う時間は約20分で、1回につきそれ以上行っても意味はありません。

約20分で血管があるところまで収縮しきり、無感覚の状態になって、それ以降は体に変化が起きないのです。

そこでアイシングを外して1時間ほど開けて、血管の正常な収縮を待ってから、再びアイシングを繰り返すのです。

長時間で強力なアイシングをすると逆に血管壁の透過性が増して腫れが増大したり、無感覚になっているので凍傷が生じる事になるので注意が必要です。

またアイシングをした事で疼痛が緩和され、障害を過小評価してしまう事があるので障害の程度を把握する事は大切です。

良い姿勢悪い姿勢

2021.06.13 | Category: 骨格筋

良い姿勢とは何でしょう。ヒトが起きている状態では、頭や体幹は重力によって下前方に引っ張られますから、筋肉はその反対方向に引っ張り上げなければなりません。

その時重心が安定し、骨、靭帯、筋肉をつなぐ力が最小限の状態というのが一番疲れません。つまりそれが“良い姿勢”といわれるものです。

ですから“悪い姿勢”というのはその反対に体を上に牽引しようとする時、筋肉に余分な力を使わせる状態だといえます。

しかも筋肉だけでなく靭帯にも過度の緊張を与え続ける事になり、ひいては骨だけで無く内臓の働きや呼吸にまで悪影響を及ぼす事になります。

猫背等の習慣や癖が作った悪い姿勢では、最初はその姿勢が楽でも筋肉が不用に緊張させられていたり、反対に体を支える為に必要な力が抜けている為、疲れやすかったり、ふらついてしまいます。

一方で胸を張り背筋を伸ばしてきおつけをした状態というのは一見よい姿勢に見えますが、肩や背中に余計な緊張があって、呼吸も浅くなり、長い時間続ける事ができません。

したがって、良い姿勢というのは両足を肩幅に開き、腰の上に上半身がすっと乗り、胸、肩の力を抜き、みぞおち、下腹を真っ直ぐに立てて膝の力も抜いてリラックスして立った状態です。

いわゆる臍下丹田に重心がある状態で、重心を中心軸からそれない様にします。

膝は突っ張らずに軽く曲げ加減にすると振動が吸収されて外からの力に対してもよろけず柔軟に対処する事ができます。

しかしこうした良い姿勢を保つには下半身の力が必要で十分な下半身がなければ上半身の力を抜いて正しく支える事ができません。

当院のスケジュール