- Blog記事一覧 -心の緩衝地帯の記事一覧

心の緩衝地帯の記事一覧

受け止め方のばらつき

2021.02.04 | Category: 心の緩衝地帯

脳の記憶と神秘の間に科学と未知の部分の和合として「心」を置いたとします。

心は脳の記憶を受け止めるのが、脳からの一方的な情報の為にその人の脳により同じ量の不幸でも自殺してしまうほどに悩む人もいればたいした事ないと思う人もいます。

同じ客として店員から不親切不愛想な対応を受けたとしても、なんとも無く見過ごす人もいれば出来事ひとつひとつに我慢の連続でついに脳の沸騰が起きクレームや怒鳴り声を上げ始めます。

そうならないように感情は脳からの映像で自分にとっては真実ですが情報自体を疑りその真実にも疑問や信じない事を提案します。

それより未知の世界の「心」が感情に寄り添いなぜ貴方は怒っているのですか?なぜあなたは不幸と感じているのですか?と想いの内に近づき感情が高まり増幅している事実誤認を鎮めていくのです。

感情の蓄積

2021.02.03 | Category: 心の緩衝地帯

感情の暴走の話ですが、これも始まりは実はかなり早くから始まっています。いきなり上機嫌から自我を忘れるほどの怒りにはならずに同じ時にまたは同じ時期にまたは同じ場所でと脳に怒りの積み木が重なるのです。この時にまた別の機嫌を良くする事があれば積み木はまた低い位置から始まるのです。

花粉症を例にしてみましょう。いきなり発症するのが通例でそれまで無症状で周りに花粉症の人がいて苦しんでいても自分がなるとは思わないし自分にどれだけの抗体が蓄積しているのかも分からないのです。よくコップの水に例えて徐々に溜まって来ていて溢れだす時に似ていると言います。

自覚症状が無いのは他にも身体の不協和が始まりだしているのに自覚症状が無く急に体に変調が出て来て病院に行ったらうつ病と診断されたとか、よくある話で蓄積するのです。

その蓄積は大きなものでは無く小さな事が少しづつ溜まって蓄積していくのです。蓄積なので発症までは病気とは言えず無病ですが未病と東洋医学では読んでいます。これに邪気も含まれ邪気は年齢と共に溜まり続けていくのです。

その蓄積には場所が感情に紐づけられているのなら、だいぶ溜まってきたからそろそろ脳の暴走が始まるとかだいぶうつうつとしたものが溜まって来ていると感情で判断できるかが出来ないのです。

2021.02.02 | Category: 心の緩衝地帯

脳には個々のニューロンの配列からか俗にいう頭のよい人と悪い人がいます。勉強は努力すれば成績は上がるのは事実でしょうが限界があります。仮に食事と睡眠時間以外をすべて学習時間にあてたとしても全員東大合格できるわけではありません。

勉強が出来ないから本人の努力不足だと過剰に負担をかけるのも良くないしその能力に応じた負担が本来望ましい育て方でしょう。

勉強ができるから性格が良いわけでもなく理性があるわけでもなく、そのまた別の話で社会的に地位のある人でも側近に恫喝したり奥さんにDVをしたり、簡単にキレてしまうのです。キレたあとには毎回反省し自己の行った暴言や他者への攻撃的な対応を悔いる事しきりでキレた事をよほどの変わった人以外は後になってもそれを肯定する人はいないでしょう。

己の暴発を反省するのですがなぜまた暴発してしまうのでしょうか?自制心が足りない抑えが効かない事はどんなに道徳の本を読み漁って修行をしても怒りの炎は消せません。平時にはその炎の存在自体が無いのですから。

通常意識では現れない感情が怒りによって獣のような心の変革が内面に起きるのですから不思議なものです。この時点で意識のコントロールが制御不能になり夫婦喧嘩などで大声やお皿が割れたり、社会では傷害、暴行事件や殺人事件までに進んでしまう事もあります。

精神論で精神をいくら鍛えても精神が脳の活動である事ですから脳には先に頭の良い悪い等の個別の例のごとく先天的な特性を超えるのが厳しいのです。

犯罪者を個別に打ち解けて話をすると、とても悪事をするとはその場ではとても思えない人達ばかりです。しかし再犯性はとても高く、それが社会が過去の犯罪者に温かい対応が不足しているからだとも言われますが、計画性犯罪は別において激情型犯罪は社会とは別な問題と思われます。

一見大人しい様に見える人が実は外に発言などの発信をしないだけでかなり短気でブツブツと暴言を言ったりしている人を知っています。こうなると誰でもこの激情は持っていて個人が認める認めないに関わらず神という第三者からみたら奥底に潜んでいるのがお見通しかもしれません。

精神世界

2021.02.01 | Category: 心の緩衝地帯

研究者は脳の仕組みや行動学実験から脳を脳神経科学と呼ばれる分野から膨大なビックデータとそれを調べると脳に霊がいて精神活動をしている裏付けが無い事から脳は単に情報収集のネットワークの拠点であり刺激伝達の中枢でその刺激に対し神経ニューロン等の違いから同一刺激同一反応同一思考は生まれずに脳と精神は一体であり切り離しては存在できないとした考えがあります。

脳は肉体の一部パーツであり機械だとして機械が壊れれば精神は停止するもので人間の身体は霊長類という呼称もありますが哺乳類で神秘化を否定して死んだら腐る生物でしかないとした。「世間の人が死んだらおしまいその先なんかある筈ないでしょ」と発言する人にはそれを肯定する研究者の本もあります。

しかし幽霊なんかいるはずない、神はいないと否定する人にとっても神はいる常に見守っていてくださる。とした霊の否定と肯定の中間に【こころ】を場所として置いたのです。

心の場所は頭の中にあるのか心臓の拍動部にあるのか?よくイラストではハートマークをこころとして使いますが心の場所は確定したものではありません。神を天にいるとしていると思っている人がいれば宇宙のかなたにいると思っているひともいれば貴方の横に寄り添っていますと言う人もいます。

未知の世界と現実の世界の間に一つの精神世界が必要なのです。それがこころです。こころはその人の生き方の価値観に影響を受けます。与えるよりも影響を受ける方が多いでしょう。お金を中心に考えている生活の人と宗教的な行いを中心に考えている人では仮に同じ状況立場になってもまるっきり同じ行動をする事は無い事は推測できます。精神の優先順位が違うからです。

その人に心が無いわけではなく心が精神活動を支配できる範囲が狭いから悲しい行動をしてしまいます。東洋の道教思想でも徳が無い人に出会ったら哀れみなさいとあります。哀れな人でしかないのです。

絶対は存在しない

2021.01.31 | Category: 心の緩衝地帯

まったくもって頼りない善悪の境界線ですが同義語で頼りないに心もとない、心許せないとあるのも分かる気がします。これば同じ出来事でもフレームがかかった脳でみるので「感じの良い人でしたよ、大人しくて優しい人で」と見える人もいれば生理的に嫌悪感を感じてたなら「何だか不気味な人でいた。何を考えているか分からない、えたいの知れない存在でした」と結果から持論を展開します。

ここで展開するのは、ほぼ大多数の善と犯罪を犯した少数の悪の存在です。犯罪者は千に一つ万に一つ億に一つの存在であって異質なものである。と言う前提に立っています。

オレオレ詐欺に引っかかる人間は馬鹿な人間だ私は絶対に引っかからないと多くの人は思っています。でも現実は息子を名乗る今では「古典的」な手法であっても子供を思う親心でまんまと詐欺に引っかかり多額の現金を振り込んでしまうのです。

思考に絶対はあり得ない事で常に同じ価値判断でしているつもりでも感情と言う曖昧なものによって下振れや下振れが起きコンピューターの様な判断があるわけではありません。コンピューターは将棋の対局ではコンピューターの圧勝で囲碁は難しさからしばらくはコンピューターが人間に勝つのは先と思われていたのが、この原稿の時にはいきなり3連勝の話題で囲碁にも人間はコンピューターにかなわない時が来ました。

ブレがある思考はしまいには立場を分からなくしてしまいます。受験勉強であと半年の辛さが耐えられなくなり希望の大学に行けなくなる。社会では楽に儲ける考え等も自分の徳を失うだけです。「あなたがむなしく生きた今日は昨日亡くなった人があれほど願った明日」という名言があります。

人は迷います。しかし健康をみても分かる様に毎日歩かなければならない。食事も好き勝手に偏食はできない。運動も必要と楽よりも苦を選んだ方が健康への選択肢です。善悪でいうなら正直になる基準があります。友人、知人、そして天に向かって嘘をつかない生き方が境界の曖昧な中での一つの方向性でしょう。

善悪の評価が曖昧

2021.01.31 | Category: 心の緩衝地帯

関西では新しい洋服を相手が着ていた場合「いい洋服じゃない、いくらしたんねん、どこでこうたの」が普通に行われてるそうです。着ている人の方から自分で同じ様に「これ○○屋でこうたんねん、○○したんねん」とかもあるそうです。

関東では相手方に失礼でも関西は普通であったり、それぞれ地域性があります。

そもそも善悪の評価があいまいな状態にあり、歴史でその当時は悪行とされた者が再評価されて偉人扱いされまたは英雄扱いされる場合があります。凶悪犯が逮捕されるとニュースで同級生の感想や近所の人の評判などのVTRがニュースと一緒に流される場合があります。

そこで気が付くのは昔のVTRは近所の人の話で「きちんと挨拶をして、そんな事する風に見えなかったけど」職場の上司や同僚の言葉で「欠勤や遅刻も無く、大人しい目立たない人間で普通に見えたけど」等と周りが変人と気が付かない意見が多かったのですが、最近のVTRの近所の人の意見はニュースの内容に沿った「暗くて不気味な様子でした」等とニュースに合わせたインタビューを拾っているようです。

 

当院のスケジュール