- Blog記事一覧 -メンタル - Part 4の記事一覧

メンタル - Part 4の記事一覧

精神用語

2020.06.26 | Category: メンタル

嗜癖(アディクション)
自分に癒しとなる、悪い習慣。物的嗜癖(ドラッグやアルコール中毒等)人問関係嗜癖(セックス依存症、共依存等)行為嗜癖(仕事依存、ギャンブル依存、買い物依存等)として現れます。癒しとニセの癒しと言えます。

トラウマ(Trauma)
広く心的外膓のこと。直接的に外傷が加わっているものには(PTSD)があります。異常な状況でなくても日常生活のなかで味わった(自分にとっての)言われなき扱いでも心は傷つきます。精神疾患の多く(多重人格、解離性障害、ボーダーライン、自己愛性人格障害、回避性人格障害、脅迫神経症等)にトラウマが関係するといわれます。

災害や事故・犯罪・戦闘・幼児期の虐待等の外傷的な出来事に出会う事で心に傷を負った人がかかる心的障害。ベトナム帰還兵が帰国した後共通の神経症状を呈した事で注目される様になりました。日本では北海道南西沖地震や阪神大地震、東日本大震災、地下鉄サリン事件等に遭遇した人達に見られ精神的なケアーの必要性があります。精神症状としては体験したイメージの反復やフラッシュバック、不眠、集中力の低下・気分が落ち着かない・感情鈍麻‥が起きます。個人の性格や内的要因女因でなるものでは無く誰もが陥る可能性がめります。普通は3ヶ月位で回復しますが半数位の人はその後にうつ病になる事もあります。

IQ(知能指数)が知的偏差値を指すのに対してEQは情緒や感情面での健康度を表したもの。「心の知能指数」等と訳されます感情の自己コントロールや他人との共感が出来て適切な人間関係が結べる度合いで心の健康を計ります。

ボーダライン
精神医学でいうボーダーラインとは正常と異常(病気)との堺にあって、どちらとも判別し難い境界的人格障害をいいます。衝動性・気分変動性、未熟な自己の発達と言う特徴がみられます。確定的な診断が下せない為教育したり改善する事が困難になり非行や犯罪に至るまで対処ができない事が多いのです。

共依存
自分が必要としている相手を自分無しではやっていけない所まで相手を支配する事。自分を頼らせる為には徹底的に相手につくし、自分から離れられない様にします。結果的には相手はペット化されて自立できなくなります。自分に否定的感情を持っている場合が多く、共依存によって自分の存在が承認されたと感じるのです。

イメージトレーニング
実際に身体動かすのではなく、心の中で最もいい状態の自分を想像します。困難な競技を見事に切り抜ける自分の様子や最高の結果を出した場合のイメージを具体的に細部にわたって像として思い描きます。

家庭はストレスの源

2020.06.25 | Category: メンタル

大家族が多かつた時代は、家族は経済的かつ社会的な部分で結びつくことが多いものでした。しかし現代では核家族化の中で、結びつきはより単純化、純粋化して情緒的な面での結びつきが強烈になっています。

つまり家族のエゴとエゴとが剥き出しになりやすく、家族問の精神的葛藤も深くなるというわけです。にもかかわらず、伝統的な家庭像は「強い父と優しい母」を中心とした慈しみの家庭という幻想が根強く、現に家庭が抱えている病理を見え難くしているともいえます。

実際、家庭が原因となる病理には多くのものがあって、現代の家庭はストレスを生み出す源ともなっているのです。

例えば女性に多い拒食症の多くは母親との関係に問題がある事が多く家庭内暴力も親と子との共依存の関係がべースにある事が多いようです。

夫婦間でほ家庭内離婚、暴力、リストラ離婚であったり、ワーカーホリックや薬物,アルコール,ギャンプル依存も家庭が生み出した一つの病理であるともいえます。

このような病理を生み出す椴能不全の家族の特徴は強固なルールの下、人に言えない様な家族共有の秘密がある、家族への強圧的な忠誠心が求められる、家族の個人としてプラバシーが尊重されない、他人が入り速めない、にもかかわらず家族が分断していて統一性が無い、等の特徴があるといいます。

今や離婚の増加やシングルの増加で古典的 家庭像は幻想になりつつありますが、形式にとらわれず機能する家族を作る事がメンタルヘルスにとっても前提となる様です。

スポーツマンのメンタルヘルス

2020.06.24 | Category: メンタル

少し前まで、日本人選手は大きな大会のプレシッシヤーに弱いと言われていました。

しかし最近では多くの若い選手が世界的な活躍をしていて、その伸び伸びとした競技態度にはこれまでとは精神的な質の違いが感じられます。

その違いは、日本のチームや選手がイメージトレーニングを取り入れる様になった事で しょう。

これまでスボーツといえばひたすら根性で鍛えるという方法をとってきたのですが(今でも多くはそうですが)、それではカが拮抗した選手たちとのここぞという勝負で勝てるような精神力は得られないという事がわかり、多くの選手がイメージトレーニングを取り入れる様になったのです。

イメージトレーニングでは自分の望ましいビジョンを明確にイメージする訓練をして、無意識のレベルで身体と心が協調できるように整えます。

望ましいビジョンを描く事で、気分は肯定的になり、脳下垂体からは集中のホルモンと呼ばれるTRH(チロトロピン放出ホルモン)が分泌されて集中力が高まり、全身の細胞が活性化される様になるのです。

前向きの気分は更にドーパミノなどのホルモンの分泌も促し、脳は更に活性化されてやる気も湧いてきます。この方法は生活の中でも応用できるという事で、イメージトレーニングは静かなプームになっています。

ストーカー

2020.06.23 | Category: メンタル

猛獣や悪疫などが知らぬ間に忍び寄るというのがストーキングの元々の意味です。

実際のストーカーには、別れた配偶者や振られた柏手に執劫につきまとつて様々な嫌がらせをする者、未知の異性やタレント等を自分の所有物のように想ってつけ回す者、恋愛妄想に基づいて相手を愛していながら逆に嫌がらせをしつつ接触を図る者、の3類があります。

日本でも近年多様化する情報化社会の中で、自己中心的な妄想を築き、個人情報の人手も容易でストーカーが,急増する要因となってきています。

アメリカでは先に社会問題化していて、ほとんどの州で「ストーキング防止法」が制定されています。

遅れて平成12年5月18日、第147回通常国会において「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」として成立しました。

一度も会った事が無いのに、親しげに挨拶したり、身勝手な電話や手紙をよこしたり、家族構成や交遊関係、誕生日、好きな食べ物まで知られていたりするので、これはもう不気味な存在です。

スト一カーはいわゆる「狂気 」とは異なり、ボーダーライン人格障害という人格の歪みなので、表面上の付き合いでは普通の人と変わりません。

標的にされても犯罪スレスレの行為なので、警察も被害が出るまでなかなか動いてくれません。

身を守る法としては暖味な態度は避け自分の意向はきちんと伝えるべきですが、強く拒絶するのも相手を怒らせて危険です。

戸締りに注煮し、手紙等の証拠や無言電話の記録はとっておき、何よりストーキングされている事を早目に周囲の人々へ伝えておくきでしょう。

パソコン依存症

2020.06.22 | Category: メンタル

今の社会では欠かせないパソコンを通して色々な心の間題がおきています。例えば会社では報告書も電子メールですから、管理職や中高年従業員もカタカナの多い分厚いマニュアルを読む為に大変な思いをし、パソコン恐怖症になる事があります。

反対にコンビュータの二進法的な発想に同化し過ぎるコンピュータ過剰適応症の人もいて、この様な人が昇進して部下を持つと、他人の気持を読みとれない事が起き、対人関係に困難をきたし、うつ病や神経症になったりしています。

また最近ではインターネット中毒という人が増えています。インターネットを使って多くの見知らぬ人と画面だけのコミュニケーションに熱中し、その擬似的な人間関係や社会関係にのめり込み、現実の生活より気持ち良く感じ、現実の入間係が上手く行かなくなってしまうのです。

パソコン先進国のアメリカではこの様な人のリハビリにぺットを飼うのが最も有効であるとしています。

アプリ上では電子ペットが流行り、好きな時にゲームを止める事ができますが、生きたぺットを飼う事で食事や排便など日常の面倒な世話をしたり、毛の感触や匂いが教えてくれる生身の感覚の温もりを感じる事で、現実の生活を取り戻す事ができるというのです。

アルファ波の出し過ぎに注意

2020.06.21 | Category: メンタル

リラックスした時に多く出るアルファ波を意識的に出して心を落ち若かせる方法に、バイオフィードバック療法があります。

リクライニングの椅子に横になり、心地よい音楽を聴きながらリラックスしてくるとアルファ波がでて、頭部に付けた電極で読みとったのを音や光でフィードバックしてセルフコントロールの訓練をするというものです。

この療法を取り入れている佐久総合病院(長野県)の飯田俊穂・内科、心療内科医長は、普通の人は訓練の中で徐々にアルファ波が増えてくるのに、過労から体調を崩して診療に訪れる患者は、なぜか初めからアルファ波が沢山出る、アルファ波優位でこの改善法の説明に困るというのです。

普通人では、100から150点程度のアルファ波スコア(300点満点)が、心身症等の患者では、平和200点以上で、脳波の70%以上がアルファ波というのです。

こうした現象を飯田医師は「疲れに対する脳の抵抗」と捉え、ストレスが溜まって疲れの限界に達する前に、脳はアルファ波を盛んに発して、疲労の原因を回避させようとする為だとしています。

心身症で来る人はストレスに鈍感な人が多く、症状がでるまで身体に対して無理をし過労死の危険や、全身倦怠、抑うつ感の症状が出てから病院にくるのです。こうした人も心をリラックスさせ無意識でなく意識的にアルファ波を多く出せるようにして身体の疲労度の状態を分からせる訓練をするそうです。

当院のスケジュール