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スポーツマンのメンタルヘルス

2020.06.24 | Category: メンタル

少し前まで、日本人選手は大きな大会のプレシッシヤーに弱いと言われていました。

しかし最近では多くの若い選手が世界的な活躍をしていて、その伸び伸びとした競技態度にはこれまでとは精神的な質の違いが感じられます。

その違いは、日本のチームや選手がイメージトレーニングを取り入れる様になった事で しょう。

これまでスボーツといえばひたすら根性で鍛えるという方法をとってきたのですが(今でも多くはそうですが)、それではカが拮抗した選手たちとのここぞという勝負で勝てるような精神力は得られないという事がわかり、多くの選手がイメージトレーニングを取り入れる様になったのです。

イメージトレーニングでは自分の望ましいビジョンを明確にイメージする訓練をして、無意識のレベルで身体と心が協調できるように整えます。

望ましいビジョンを描く事で、気分は肯定的になり、脳下垂体からは集中のホルモンと呼ばれるTRH(チロトロピン放出ホルモン)が分泌されて集中力が高まり、全身の細胞が活性化される様になるのです。

前向きの気分は更にドーパミノなどのホルモンの分泌も促し、脳は更に活性化されてやる気も湧いてきます。この方法は生活の中でも応用できるという事で、イメージトレーニングは静かなプームになっています。


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