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メラトニン

2020.01.27 | Category: 内分泌

合成ホルモンにメラトニンがあります。強い抗酸化作用、血管脳関門通過、催眠作用、時差ボケの特効薬、ガン、免疫疾悪  、欝病等効く万能薬の様に宣伝されています。狂牛病の事もあり牛からの抽出では無く合成薬が殆どです。メラトニンに関しての効果は十分解明されていませし、軽い睡眠効果があると推察されている程度なのてす。このメラトニンは脳にある松果体から分泌されるホルモンですが、体内時計の周期に伴いその分泌量を変化させています。昼間の濃度の濃度は低く、夜になるとその濃度は高くなり体が眠りに入れる様に命令しています。更に体内時計は24.7時間の周期ですが、周期を24時間に調節する機能もメラトニンがしています。現在の様に昼夜の区別なく氾濫している中で、このメラトニンの分泌量や調整機能の不調が生体全体のリズムの乱れを誘発している事が明らかになっています。この乱れを調節する為に、時間医学の研究者は曙とたそがれ時の青緑色のLED光を目から取り入れる事を勧めています。この光によりメラトニンの時間調整機能力が作動し、生体時計の針と針を一致させるそうです。このLED器具も機種によっては3万円以内で購入出来る様ですが、やはり早起きは三文の得、早寝早起きは健康の基本です。


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