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掌蹠膿疱症と関節炎

2021.12.29 | Category: 皮膚

掌蹠膿疱症にはかゆみの皮膚疾患だけでなく高脂血症、高血圧、コレステロール値が高い、糖尿病などのメタボリックシンドロームと甲状腺の障害、過敏性腸症候群などがありますが、注意しなければならないのは掌蹠膿疱症性骨関節炎です。痛みはかなり強く突然の激痛で救急車で運ばれるほどだといいます。また痛みが消えたりと波があります。好発部位は胸鎖関節で赤くなって触れるだけでも痛みを伴います。鎖骨全体であったり肩鎖関節であったり肩甲骨や胸肋関節の場合もあります。掌蹠膿疱症の方は発見されますが、皮膚症状が出る前に先に関節炎の症状が先に出た場合診断が特定されずに遅れるケースがあります。その場合胸鎖関節炎などの診断がついていたり、心因性などと扱われ場合もあり皮膚症状が出ない方は辛い思いをされます。掌蹠膿疱症患者は12万人で診断されていない方を含めると更に多くなります。手や足に膿を持った水膨れができますが無菌性です。タバコとの因果関係があり患者さんの6~8割が喫煙者になります。女性の比率が高く免疫の異常が原因で免疫異常が自分の皮膚を攻撃してしまいます。
病巣感染で体に問題があると遠隔部位に炎症を起こす為だとされています。扁桃病巣、虫歯、歯周病が原因で起こったりするケースがあります。歯の詰め物のインレイのアレルギー性もあり、私の接して来た方はやはり口腔内の問題を持った方です。


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