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蛋白質で筋肉をつける

2021.06.19 | Category: 骨格筋

筋肉を付ける時は激しいトレーニングをして、2~3日は楽なトレーニングをするハード・アンド・イージーが最も効果的と言われています。

トレーニングをして筋線維の微細な構造が壊れると成長ホルモンの指令により蛋白質を材料に修復されます。

この修復によって回復した筋肉は傷つく前より筋線維が太く筋力も前より強くなりますが、その修復には2~3日かかり、これを超回復と言います。

また材料となる蛋白質を摂る量や運動する時間も大切です。

蛋白質の必要量は通常体重1kgに対して1gとして考えますが、筋肉を付ける場合は約1、3~1.4倍が目安になります。

食物中に含まれる蛋白質が消化吸収されてアミノ酸に分解され、それが全身の組織に運ばれて、細胞内のDNAの指令に従って様々な蛋白質を合成しますが、その合成を促すのが成長ホルモンです。

成長ホルモンは運動という刺激で分泌が多くなるので、筋肉を付けるには食後3時間後に運動をするのが良いのです。

これは摂取した蛋白質がアミノ酸になって組織に行くに約3時間かかる為です(プロテインの場合運動直後)。

また成長ホルモンは就寝して間もなくが最も多く分泌されるので、寝る1時間前に蛋白質を摂るのも効果があります。

蛋白質を摂る時には体脂肪に注意し低脂肪、低エネルギーの食品を摂ります。

更に一日蛋白質を150g以上摂ると身体に過剰な負荷がかかり腎機能が低下するので注意が必要です。


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