- Blog記事一覧 -グルコサミン
軟骨の老化で起こる関節の痛みには多くの人が苦しんでいますが、この関節の痛みを和らげるのがグルコサミンという補助食品です。
継続して飲めば効果はあります。私も取っています。
欧米では80年代の初めからグルコサミンの効果が確認されてて、多くの医師が関節の痛みに有効と認めています。
グルコサミンとは元々体内にあるアミノ糖のひとつで、軟骨を作るのに必要なグルコサミノグリカンという成分を作ります。
老化によってグルコサミンを作る酵素が弱まると当然軟骨が失われていく訳ですが、これを外から補う事で軟骨の破壊が抑えられ、軟骨の再生が促進されて行くのです。
多くの臨床試験でも飲み始めてl~2ヶ月で7~8割の人が痛みや動きにくさが解消しています。
軟骨に水分を吸引する働きのあるコンドロイチン硫酸と合わせて飲むのが一般的になっています。
補助食品としてのグルコサミンはエビやカニの甲羅のキチン質を加水分解させて作ったもので硫酸塩と塩酸塩があります。
日本で作られているのは塩酸塩で有効性に違いは無いと見られていますが、欧米で効果を確認されているのはグルコサミン硫酸塩です。
副作用もすこぶる少なく、飲み合わせの悪い薬もほとんど無い様です。
只飲み続けないと再び関節の痛みが戻る事が難点といえます。
また若い人が飲み続けると軟骨を作るのを怠けさせるネガティブフィードバックの恐れがある為これも注意が必要です。
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