- Blog記事一覧 -酸化から守る
老化や癌、動脈硬化、感染症、白内症等多くの病気に係わっている活性酸素は体内で速やかにその害を中和させなければなりません。
その中心となるのがビタミンC、β-カロチンです。活性酸素にいち早く結びついて無毒化してくれるのがビタミンEで、酸化したビタミンEをCとβ-カロチンがサポートします。
βカロチンは体内でビタミンAになりますが、抗酸化の働きとしてはβ-カロチンの方が強いカを持っています。
これらのビタミンを効率よく働かせる為にはその吸収のタイミングを知る必要があります。まずビタミンCは2 ~3時間で血中濃度が最高になります。
ところがEは摂取後6~9時問後、またβ-カロチンでは24~48時間後にしかピークに達しません。
つまり酸化から身を守るには吸収の時間差を考えてこれらのピタミンがいつも不足しないようにしておく必要がある訳です。
特に水溶性のビタミンCは蓄積される事無く、余った分は尿で排泄されてしまうので、いつも不足させない様に気をつける必要があります。
またピタミンAが体内で不足しているとβ-カロチンはピタミンAを作る方に費やされてしまいますから抗酸化作用の為にはピタミンAを不足させない様にする事も大切です。
また余り強くありませんが、ビタミンB2にも抗酸化の作用があり、特に脂溶性のピタミンEが働きにくい水晶体ではB2が酸化を防いで白内障を防ぎます。