- Blog記事一覧 -足の筋力低下

足の筋力低下

2020.03.05 | Category: 骨格筋

足は第二の心臓 といいます。人間筋肉の約3分の2は腰から下に付いていて、足を使う事によってその筋肉を伸縮させる事で血昔の循環を促進させ、心臓を助けています。ですから身体全体の代謝にとっても足の筋肉は大変重要な働きをしている事が分かります。しかし、労働科学究所の調査では、20歳代の筋力は60歳になると背筋や腕力は70%の力を保っているのに、脚力はわずか40%になってしまうとされます。使わない器官は退化し萎縮するという汎用性萎縮の法則がありますが、現代人は足をしっかり使わない為にハッキリ退化して来ているのです。古代人と現代人の足形を比較すると、明らかに現代人は重心位置がしだいに踵寄りになっていると言います。つまり、そっくり返った姿勢になってきて、このまま重心の位置が更に踵側に寄れば、ちょっと押しただけで倒れてしまうかもしれません。この原因は、子供の頃から足指を使う事が無くなり、指がしっかり発達しないために前寄に体重を支えきれなくなって次第に重心位置がが後退してきたからです。1日1万歩で転ばぬ先の足を作る事がなにより大切です。


当院のスケジュール