- Blog記事一覧 -視床下部はホルモンの中枢
内分泌ホルモンは身体の各部から分泌されますが重要な物だけでも80種類あると言われています。これらのホルモンは脳にある視床下部の指令によって分泌されています。昔は下垂体からの指令とみなされていましたが、今では身体からの刺激があると、視床下部から下垂体へと指令が行き、それから甲状腺、睾丸、卵巣、膵臓、腎臓などのホルモン分泌器官から分泌されると考えられています。この視床下部から分泌される主なものはTRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)、LHRE(性腺刺激ホルモン放出ホルモン) 、CRH(副皮質刺ホルモン)GRH(成長ホルモン刺激ホルモン)、と各部の腺を刺敵するホルモンを出します。それ以外にも情動や記憶力などに関係し、TRHは脳の側座核に働いてノルアドレナリンを分泌させて、やる気を起こさせます。CRHはストレスに対抗するだけで無く、睡眠や、食欲、性行動を抑制コントロールします。CRHは記憶を司る脳の海馬という器官に多く存在し、記樟カや学習能力に関係してます。このCRHが減少するとアルツハイマーになると言われています。視床下部は身体や心等を調節をするホルモンの中枢で重要な部分です。