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痛風

2019.11.29 | Category: 下肢

痛風は帝王病とも言われる様に美食によって起こります。肥満体質でビールと肉の好きな男性は要注意です。プリン体代謝異常による高尿酸血症で繰り返し起こる急性関節炎、腎障害をもたらします。血液中の尿酸値が高くなると第一中足指節間関節(母趾のつけ根)腔内や関節周囲で尿酸が結晶化する事で骨膜のインター・ロイキン(リンパ球活性化因)の濃度が高まり激しい痛みが現れます。関節の腫れや発赤等の激しい炎症が伴います。この他に捻挫、靴擦れ等の外傷や降圧利尿剤、肝臓エキスの過剰摂取等でもこの病気の引き金になる事もあります。この痛みは大体1~2週間で消失しますが、そのまま不節制な生活を続けてたり適切な診療をしないと、発作しばしば繰り返し、痛みの時間が長くなります。更に足関節、アキレス腱、膝関節まで広がり、身体のいたる所の関節や腱や耳等の軟部組織にも蓄積して痛風結節を作ります。ゴルフ等の運動した後に飲むビールは発作を誘発しやすいので尿酸値の高い人はくれぐれも用心して下さい。


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