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閉塞性動脈硬化症

2019.11.19 | Category: 下肢

下肢の循環器系の疾患の中で恐いのが閉塞性動脈硬化症(AS0)です。生浩習慣病の息者さんが年々増えて行くに従って、末梢の動脈硬化症も当然ながら増加しています。ASOの主訴と言えば間欠性跛行ですが、この症状が出て来る時はかなり進行しているのです。最初は末梢に冷感やしびれが現れたり、下肢の血の巡りが悪い状態ですので以前よりふくらはぎ (腓腹筋)がつったり痙宰を起こし易いといった症状が出てきます。(第一中足骨と第二中足骨)の間で脈の取れる足背動脈の左右差や滅弱等も目安になります。病状が進行すると足の皮膚が薄く弾力が無くなったり、足を上げると蒼白になり垂らすとチアノーゼになったりします。ASOは圧倒的に男性が多く女性は少ないのですが年々女性も増加傾向になってきました。原因になる生活習慣を初期の内に徹底的に改善して行く事が必要です。まず第一に禁煙と食事と運動等の規則正しい生活を実行させる事です。また、足を清潔に保つ事や足爪の手入れはしっかりやり,フィットした靴を撰ぷことも大切です。また、血行改善の為の足のマッサージ、入浴特に足湯は効果があります。これらの勧めは、ASO以外の循環器系の疾患でよく似ているバージヤー病(手足の先の小動脈に多く多発分節性の四肢慢性動脈閉塞症)や静脈系の疾患である下肢静脈瘤等にも効果があります。


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