- Blog記事一覧 -隠れ水虫
自分は水虫では無いと思っている人の中にも実は水虫に感染していると言う人は多いのです。
水虫の症状と言えば強い禅み、趾の間のジクジクやカサカサの皮膚症状が特徴ですが、そういう症状の無い痒く無い水虫があります。
その様な痒く無い水虫には角化型(足の皮が厚くなるタイプ)と爪に菌が住み付く爪白癬のタイプがあり、角化型は足の裏や踵がガサガサになり、爪白歯では爪が濁ったり厚くなったりします。
踵がガサガサでストッキングがすぐに伝染すると言う女性は多いですが、加えて爪が濁ったりしていればほぼ隠れ水虫と言えるでしょう。
また老人の中には爪が厚ぼったくなっていても老化現象だと思っている人がいますが、これも爪白癬と言う水虫である事が多いのです。
この水虫には塗り薬を使っても爪や踵には浸透し難いのでなかなか改善しませんが、菌だけは撒き散らすのでこうした一見水虫でないような水虫も他人に感染させます。
しかも同じ白癬菌でも人によって症状の出方が違うので、染された人が痒い水虫になる事もあります。
こうした隠れ水虫を治すには皮膚科できちんと診断を受けて飲み薬を処方してもらうしかありません。