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アイシング

2021.06.13 | Category: 骨格筋

捻挫、肉離れ、打撲等の損傷の直後に行う効果的な応急処置は、氷嚢等を用いたアイシングで、その後の回復時間も早める事になります。

アイシングの効用は1.血管を収縮させて出血や内出血を抑え血腫形成を抑制し、腫れを最小限に抑える。
2.炎症を起こす酵素や化学物質の反応を抑える。
3.障害を受けた組織は血行障害によって低酸素状態になり組織障害が進む事があるので組織の二次的ダメージを少なくする。
4.神経系の機能を低下させて疼痛を軽くする。
5.障害があると筋緊張が充進し、痛みが増したり、局所の酸素消費量が増すが、アイシングする事で筋紡錘の働きを抑え筋緊張が緩和する。
等です。

アイシングを行う時間は約20分で、1回につきそれ以上行っても意味はありません。

約20分で血管があるところまで収縮しきり、無感覚の状態になって、それ以降は体に変化が起きないのです。

そこでアイシングを外して1時間ほど開けて、血管の正常な収縮を待ってから、再びアイシングを繰り返すのです。

長時間で強力なアイシングをすると逆に血管壁の透過性が増して腫れが増大したり、無感覚になっているので凍傷が生じる事になるので注意が必要です。

またアイシングをした事で疼痛が緩和され、障害を過小評価してしまう事があるので障害の程度を把握する事は大切です。


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