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頭痛は誰でも経験した事がある症状ですが、放って置いても自然に改善する頭痛から命に係わる危険な頭痛まであります。
慢性的頭痛は頭痛の9割以上を占め、筋肉が緊張して起こる筋収縮性頭痛と、脳血管が拡張して痛む偏頭痛(片頭痛)とがほぼ二分しています。
筋収縮性頭痛は、後頚部の僧帽筋を運動や寝違い等で傷めて起こる事が多く、神経質で物事に過敏に反応する人によく見られ、試験や就職等で疲労やストレスが重なる時によく起こります。
屑こりの改善や手部のマッサージが効果あります。
女性がよく訴える偏頭痛は血管性頭痛とも呼ばれ、脳内の血管が拡がる事で痛みを起こし、吐き気を伴う事もあります。
偏頭痛の特徴として、片側の眼の奥がズキズキと痛んだり、その前兆で目の前にチカチカ光るものが見える閃輝暗点という症状が起きる事もあります。
年を取って脳血管の動脈硬化が進んで来ると血管の拡がりが悪くなり偏頭痛が起きなくなります。
偏頭痛には完骨(乳様突起の後ろの窪み)や頭維(こめかみの斜め後ろ)の指圧が効きます。
これらの慢性頭痛と異なり、危険な頭痛は特有の症状を伴います。吐き気や嘔吐、38度以上の発熱があった場合は要注意です。
痙攣や知覚障害、激しい頭痛等があればすぐ病院の検査を受ける必要があるでしょう。