- Blog記事一覧 -脊柱管狭窄症
最近は来院される方の腰痛原因が脊柱管狭窄症が多くなって来ています。
これは私が病名を付けたのでは無く問診票での「記載された病名」です。患者さんは整体院を第一に来る事は少なく、まずは整形外科に行くのが普通です。患者さんは何かあると、病院に行って「レントゲン」を撮ってもらわないと、「お薬」をもらわないと、病院に行くのです。
そこで病院では私が若い頃は誰でもどんな状態の人でも「椎間板ヘルニア」に仕立て上げていたのですが、最近の医者は「脊柱管狭窄症」に仕立て上げます。
病気の原因は昔と今同じ人間のハズなのに「今の流行り」は「脊柱管狭窄症」で多くの患者さんに「脊柱管狭窄症」が付けられています。
昔は「脊柱管狭窄症」の定義は狭義の定義だったものが、今は何でもかんでも「脊柱管狭窄症」にしている、医者が多いのに閉口します。
患者さんに「脊柱管狭窄症の可能性もあります。」「脊柱管が狭くなっていますこれが痛みの原因ですね」「脊柱管狭窄症の可能性があります」「脊柱管狭窄症気味です」とか「あなたは脊柱管狭窄症です」と言う医者や「脊柱管ほにゃらら・・・」と脊柱管狭窄症を患者さんに告げるのです。
当然整形外科に通っても一向に「脊柱管狭窄症」が改善しないので、当院に来るのです。
最近の症例のお話をしましょう。
男性49歳で腰部の痛み、間欠性跛行(1000~500歩が限界)仰向けで寝ると右臀部の痛み。MRI/レントゲン、大学病院でリリカ他を飲むが変化無、すぐ近くの人であるにも関わらず、4回ほど休まないと来院できない、状態。
施術2回目で休み無で一度も休まないで当院まで来れる様になる。
施術3回目で走って来るようになる、汗をかくので待合室で服を着替えます
施術4回目会話 患者さん:「先生痛みがまったく無いんですけど、これって改善したって事ですかね~」 私:「そうじゃないですか~」漫談の様な会話をしています。
今回の患者さんは49歳とまだ年齢も若く80歳代の人とは施術に対する反応も違いますが、医者の診断自体と医療行為(痛み止め、湿布、安静)が間違っていたのです。
骨格の関連する病気は骨格へのアプローチが必要なのです。
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