- Blog記事一覧 -筋力の差は筋肉量
男と女の違いで大きな差は筋力です。女性の筋肉量は男性の80%です。
男性の筋肉が増えるのは男性ホルモンが多く出る14~15歳からで、成人になればその差は歴然となります。
女性では体脂肪が多くなり体重に占める脂肪率は24%、男性は約13%と約2倍になります。
同じ体格をしていても、筋肉は脂肪より重いので、体重計に乗ると男性の方が重くなるのです。
筋肉量を最も筋力が強いと言われる大腿部で調べると、男性の筋肉の割合は74%、女性は61%、脂肪の割合は男性20%、女性36%になっています。
その筋肉量に比例して筋力は大きくなるので、脂肪が多い女性の方が筋力は落ちる事になり、女性は男性の60~70%の筋力になります。
また、スピードは筋肉の収縮度で表現でき、これは筋肉の長さに比例します。男性の方は体格が大きく骨が長い為、筋肉も長くなり、それだけスピードが出ます。
この筋力とスピードを乗じてパワーが発揮される事になります。
女性が科学的なトレーニングで体脂肪を削ぎ落とし筋肉量を増やしたら、男性と同じ筋力を有する事が出来ます。
筋肉は男女の差無く1 ㎠あたり4~8kgの筋力をを発揮出来、また筋線維の速筋、遅筋の比率にも差がありません。
筋肉の質には性差が無いので、筋力差は筋肉の量による事になるのです。