- Blog記事一覧 -シックスクール症候群
新築住居の建材等から発生する化学物質が原因で身体の不調を引き起こすシックハウス症候群がありますが、安全である筈の学校の校舎に使っている建材や壁紙等に使用してある接着剤、印刷物のインク、床ワックス、樹木の殺虫剤、トイレの芳香剤等の化学物質が原因で起きるシックスクール症候群があります。
学校に行くと頭痛、脱力感、鼻血が出る、手足のシビレ、記憶力の低下、視力の低下等の症状を訴えるのです。
原因物質が多く特定出来ない為に症状も様々で、その為に病気が理解されない場合があります。
身の回りには膨大な数の化学物質がありますが、身体にはその物質の受け入れる能力の限界があり、これをトータル・ボディ・ロードと言います。
この限界を超えると微量な化学物質でも反応してしまうので、軽症だからと言ってそのまま放置すれば、重症な化学物質過敏症になるきっかけになるのです。
学校は子供たちが一日の大半を過ごす場所だけに改善が必要です。
一般的な対策としては症状を引き起こす化学物質を身の回りから無くす事や換気を充分に行う事です。
文部科学省も天然素材を利用する様に各都道府県に依頼文を出しました。
化学物質を解毒する方法としてフィルターで水や空気を浄水、浄化する、ヒダミンやミネラルを補給して解毒作用を高める、低温サウナで汗と共に排出して新陳代謝を良くする事等が考えられますが、決め手には欠ける様です。