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セルフコントロール上手い人下手な人

2021.06.13 | Category: 自律神経

思考というのは感情や身体の行動と違って、変える事はできないと思いがちですが、思考も一つの習慣です。

明るい気分の時に将来の事を考える様にすれば、将来は明るく感じられる様になり、夜中など暗くて不安な時に考え続ければ将来は暗く感じられる様になります。

例えば何かしようとする時「失敗するに決まっている」等のマイナス思考を自動的に思い浮かべれば、その様な心身反応が反復され、実際に失敗しがちです。

一方、成功経験や成功可能性に即した思考も、何回も試みている内に望ましい心身反応が反復され習慣化し、セルフコントロールも上手く行く様になるのです。望ましく無い思考が起きた場合は何か別の望ましい思考を反復するように練習します。

人間は同時に二つの事を考える事はできないので、望ましい思考を練習の繰り返しで習慣化させるのです。

また行動の失敗の原因の求め方によってもセルフコントロールの上手い、下手が作られます。

うまく行かない事の理由を自分の具体的な行為に求める人はその行為を繰り返さない様にすればいいので、セルフコントロールも上手く行きます。別の方法を試みたり工夫ができる気持ちが持続できるからです。

しかし、失敗の原因をどうにもならない事、例えば自分の性格や生い立ち、遺伝等に求める人はセルフコントロールも下手になります。

それは今更どうにもならない事、コントロールできない事に原因を求めれば、セルフコントロールしようという動機づけが抑制され、“しない”という状態が正当化されて“できなくて当たり前”という気持ちがコントロールを妨害するからです。

この問題に対する原因の求め方も一つの習慣化した思考ですから、原因の持って行き方を変える練習をする事でセルフコントロールもより上手くできる筈です。


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