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抗菌グッズ

2020.07.10 | Category: 環境問題

以前、雑菌の繁殖と足の臭いな抑えるという抗菌靴下が発売されヒット商品となりました。

その後続々と、衣料品・寝具・文具・台所用品・日用品に抗菌商品が登場し、うたい文句も「抗菌」「防虫」「防臭」「防カビ」となっていて、その言葉の持つ清潔感が消費者に強くアピールして、非常に人気が高いそうです。

今では日用品の多くに抗菌処理が施され、ロの中に人る歯プラシにさえも抗菌製品があります。

抗菌処理された文具類で実際に効果を試した研究がありますが、プラスチックの類ではほとんど抗菌効果は認められ無かったとか。化学物質が抗菌効果を発揮するには、空気中に揮発するか、水や溶剤に溶け出すかの2通りしかありません。

プラスチックではどちらも行なわれないため、効果が得られないのです。効果があるとなると逆に体に悪影響もあるわけで、抗菌加工の薬品には変異原性のある防カビ剤が使用されています。

最も問題なのが和風の生活に欠かせない畳で、日本工業規格で全ての畳に防虫処理をする事が規定されているのです。

高周波を照射する方法もありますが高価なのでほとんどが薬剤処理されています。

薬剤は有機リン系のフェニトロチオンやフェニチオン、ナフタリン、ダイアジノ ン等が高濃度 に使用され、序々に揮発して免疫力を低下させたり自律神経に影響を与えたりします。

真新しい青畳の上に赤ちゃんをハイハイさせるのは、農薬散布した畑で子供を遊ばせる位に危険な事なのです。


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