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テレビではリポビタンD、ユンケル等のドリンク栄養剤のCMが盛んです。
自販機でも缶コーヒー等と並んで、この医薬品で無いドリンク剤が買えます。
しかし一口にドリンクといっても値段は様々で100円位から1本4000円もする高価な物まであり、医薬品は薬局に行かなければ買えません。
自販機は清涼飲料水という扱いです。安い物には各種ビタミノやアミノ酸、カフェイン等の成分が含まれる飲み物で、高価な物は生薬成分を含んでいると言う違いがあります。
生薬は高価で薬扱いなので、許可された店でしか販売できません。
よく含まれるビタミンとしてはビタミンCがあり、アミノ酸ではL一アスパラギン酸ナトリウムやカリウム塩、タウリン、等々があります。
生薬成分としてはニンニク、クコの実、キバナオウギの根、ナルコユリの根茎、高麗人参、キムラタケ等で、滋養強壮剤としてよく用いられます。
このタイプは飲み続ければ効果は期待できますが、元々生薬は万人向けに同じ処方ではその効果も十分では無く、しかも飲んで直ぐに効くと言う物ではありません。
肉体疲労時のビタミンB群の補給であれば安い清涼飲料水タイプで十分なのに、医薬効果を宣伝する訳にはいかず、高価な生薬配合の物は飲み続けなければ、その効果は現れない、という矛盾になります。
またビタミンとはいっても油溶性のD、A、Eはほとんど含まれていません。
またカフェインのせいで何と無く元気になった様に感じますが、これは中枢神経が興奮しているので、安易に飲み続けると癖になってしまいます。
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