- Blog記事一覧 -遺伝子組み換え食品
外国産トウモロコシは遺伝子組み換えの作物が使われています。反対団体が2009年ビール各社での公開質問状では使用していないとの事でした。
1996年に厚生省はダイズ、ナタネ、トウモロコシ、ジャガイモの遺伝子組み換え作物を安全と判断し、しょうゆ、豆腐、食用油などの加工食品の原料として使うことを認めました。
TPPで将来表示廃止等のお話しがあるのは心配です。どの食品にこの作物が使われているかは表示が無くなれば全く分かりません。
遺伝子組み換え作物は、細菌の遺伝子を植物の細胞に組み込み、除草剤耐性や害虫抵抗性を持たせた自然界に存在しない物です。
従来の品種改良は自然交配によるもので、例えばダイズと交配可能なのはダイズのみで、新しいダイズにはダイズの遺伝子だけですが、遺伝子組み換えの場合はダイズに細菌遺伝子とそれが作り出すタンパク質が存在する事になります。
1989年、アメリカで世伝子組み換え食品のトリプトファンを食べた人の内推定1万人が筋肉痛、呼吸困難等の被害を受38人が死亡する事件がありました。
組み換えの過程で有害不純物が入った為と言われていますが、遺伝子組み換えで出来た作物を長期間食べ続けた場合、人体にどの様な影響が出るかはまだ誰も予測が立てられないのです。
私達が自分の身を守る為には、食べている食品にどんな原料が使われているのか表示して選択出来る様してもらうしかありません。
値段は少々高くても遺伝子組み換え食品は控えた方が良いでしょう。
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