- Blog記事一覧 -脳の中で
脳の中では前帯状皮質と偏桃体との接続が弱まるとうつになる。うつは幸せを感じない状態ではなく感情が硬直した状態を指します。
前帯状皮質は血圧、心拍数等の自立機能、報復予測、意思決定、共感、情動などに関わっています。
偏桃体は情動的な出来事に関連した記憶の形成や貯蔵にかかわっています。恐怖や嫌悪感などの増強の手伝いをします。
その疎通が滞るとうつになってしまうのです。人は生まれながらにして良い事を想像する仕組みになっています。多くの人が宝くじを買い求め宝くじを買った人は「3億円あたったらどうしよう」「キャリーオーバーで6億円あたったら」と夢をみます。まるで将来あたるかもの様な想像が未来が見えてくるのです。ですので宝くじはわずかなお金で幸せを求める事ができるお手軽な方法です。
テストが迫っていても「なんとかなるさ」仕事が準備不足でも「明日のプレゼンは大丈夫」とか不思議な楽観視と乗り切れるイメージが湧いてくるのです。
多くの死者は明日死ぬとは思ってません。まだ大丈夫だと思ってそのうち死ぬとは思っていても死に対しても時期には楽観的なフレームが働くのです。